パーカーの歴史は奥が深い【始まりはイヌイットの知恵】

ファッション

どうも、パーカー大好きのRyuuです。

スポーツやファッションなどの用途に合わせ、素材やデザインのバリエーション豊富なパーカーですが、その歴史を深く考えた事なかったですよね。

ぼくも、そうでした。でも、その歴史はロシア北部に住んでいるエスキモー(先住民族)にあったんです!

  

はじまり

エスキモーの服飾文化より

WikiImagesによるPixabayからの画像

狩猟採集生活者の暮らしは過酷です。

寒冷な極地で寒さから身を守るために、アザラシやトナカイなどの動物の毛皮を加工し頭からすっぽりとフードとして被り、身体を温めます。

パーカー(Parka)の起源は、アラスカ先住民(エスキモー)であるイヌイットの防寒服からきています。

民族語で『パーカ(Parka)』は『動物の毛』という意味で、そこから語源がきており、フード付きの防寒服の呼称として用いられています。

極寒の中での暮らしは、想像を絶するほど過酷だと思います。そんな中、防寒対策の必須アイテムとしてパーカーが生まれたんですね。何の気なしに着ていたパーカーにそんな過去があるとは。。。生まれてきてくれて、ありがとう♪

  

つぎに

スポーツの防寒服として活躍

StockSnapによるPixabayからの画像

その防寒服として着られるようになったパーカーですが、

登山、スキーなどのアウトドアスポーツにおけるアウター(防寒服)として、使用されるようになってきました。

材質はイヌイットの毛皮とは違い、化学繊維(ポリエステル,ナイロンなど)を使用し、中綿入りの生地で製造されるようになりました。

フロント部分をジッパーやボタンで開閉できたり、ポケットの収納や保温だけでなく、耐水、通気性などの機能面も充実してきました。

1930年代には伸縮、吸汗、防寒性にすぐれた厚手の生地で作られたフード付きのスエット『フーディー:Hoodie』が開発され、ニューヨークで販売されたのが始まりで、徐々に広まっていきました。

◆参考まで 
パーカー ➢フード付きのアウター (防寒服)
フーディー➢フード付きのスウェットシャツ

ちなみに日本でパーカと呼ばれている衣類のほとんどがフーディーだと思われます。呼び方はどちらでもいいような気がしますね。ぼくは慣れ浸しんだ『パーカー』と呼び続けます♪

  

最近では

カジュアルなスタイルへ変化

StockSnapによるPixabayからの画像

機能性に優れていることから、労働者の作業服として活躍し、ファッションとして着られるようになったのは、1970年代頃になります。

ヒップホップが大流行し、そのアーティスト達が着用していたことから人気が上昇!様々なファッションブランドがパーカーを取り扱うようになり、一般に広まっていきました。

日本でも、そのヒップホップやスケーターなどのエクストリームスポーツの普及により、ストリートファッションのアイテムとして定着してきました。

近年、機能面(耐水、伸縮、吸汗、防寒)の他にも、素材やデザインのバリエーションもさらに増え、一年を通して着られる必須アイテムになっているのではないでしょうか。

  

いかがでしたか?

何となく、パーカーのルーツが分かった気がしますよね♪豆知識くらいでよいと思いますので、ご参考まで。。。

また、バリエーション豊富で幅広いコーディネートが楽しめる自分好みの魅力的なパーカーでおしゃれを満喫しようね♪

  

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